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日本運転代行連盟(株)

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2008年11月03日(月)

運転代行の落とし穴 2

ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)のホームページから
http://www.ask.or.jp/index.html
「運転代行の落とし穴」の記事を紹介します。

運転代行を利用したにもかかわらず飲酒運転……31例


5自宅近くまで帰り、代行を帰して自分が運転(18)
 買い物をするため自宅近くのコンビニに寄り、代行車を帰す
 道がややこしいので、自分で運転する
 自宅で降りてから駐車場まで運転
 代行運転中に仮眠したので運転できると思って
 酔っていたので、降りる場所を間違えて

6代行で帰宅後に外出(12) ※うち翌朝出勤時(2)
 コンビ二まで買い物に
 忘れ物を取りに戻る
 代行で次の店に行ったが、そこから自分の車に戻り車中で仮眠して翌朝運転
 翌朝、出勤時スピード違反で検挙されアルコール検知

7その他(1)
 飲み屋でのトラブルの苦情を言うために代行で警察署に行き、帰りに運転した。

半数は、運転代行を利用したにもかかわらず、途中で降りたり、帰宅後に外出したりして、飲酒運転に至っていた。とくに多いのが、自宅付近で降りて自分で運転したケース。「自宅までの道がややこしいから」「道が狭く運転しずらいから」「コンビニで買物」などの理由が多い。自宅から数百メートルの距離で懲戒免職になったり、たった50メートルの運転で諭旨免職になった人もいる。酔いすぎて自宅を間違え、酒酔い運転で近隣の塀を壊し懲戒免職になった人も。
次に多いのは、運転代行でせっかく帰宅したのに車で外出するケース。コンビにまで買物、忘れ物を取りに戻るなど。いずれも、代行車の中で仮眠をとり、酔いが醒めたと勘違いするのだろう。
アルコールの代謝時間を知らないための悲劇である。
一晩寝て、翌朝の出勤時に飲酒運転になったケースもある。
代行で帰るからと気が緩んで多量に飲めば、翌朝(あるいは夕方まで)になっても酒気は抜けない。これも代行の落とし穴と認識したい。

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